
3-16 第 3 章
KR7A/KR7A-RAID
SPD とは何か?
SPD (Serial Presence Detect) は多くの SDRAM/DDR SDRAM DIMM モジュールで利用できる機
能で、BIOS がシステムを適切に構成して SDRAM 性能プロフィールに簡単に適合できるよう
にすることにより、業界全体の互換性問題を解決します。
SPD デバイスは小さなシリアル EEPROM チップで、DIMM モジュールのサイズ、速度、電圧、
ドライブの強さ、レイテンシータイミング、行および列アドレスの数に関するさまざまな情
報を格納します。POST 中に BIOS がこれらのパラメータを読み取るとき、CMOS 拡張チップ
セット機能画面の値を自動的に調整して、最大の信頼性と性能を実現します。
SPD がない場合、BIOS (または、ユーザー)は DIMM のパラメータに関して仮定する必要が
あります。多くのユーザーは、非 SPD SDRAM DIMM を使用している場合、各自のシステムが
起動しないことに気づいています。SDRAM と DDR SDRAM DIMM は高速のクロック速度で動作
しているため、エラーが起こる余地はあまりありません。SDRAM と DDR SDRAM DIMM のパラ
メータに関する間違った BIOS を仮定すると、深刻な結果が引き起こされることもあります
(例えば、起動できないまたは致命的な例外エラー)。
DRAM Timing (DRAM タイミング):
2 つのオプション、Manual (手動) または Auto (自動) を使用することができます。デフォル
トの設定は
Manual
です。「自動」に設定すると、BIOS は DRAM モジュール SPD データを読み
取り、保存されている値を自動的に設定します。「手動」に設定すると、ユーザーは次の 2 つ
の項目を使用して調整することが可能になります。
" DRAM CAS Latency (DRAM CAS レイテンシー):
2 つのオプション、2 サイクルと 2.5 サイクルを使用することができます。デフォルトの設
定は「2.5
サイクル」です。SDRAM 仕様に従い、SDRAM CAS (カラムアドレスストローブ) レ
イテンシータイムを選択することができます。
"
Bank Interleave (バンクインタリーブ):
3 つのオプション、Disabled (無効) ) 2-Way ) 4-Way を使用することができます。デフ
ォルトの設定は「無効」です。SDRAM モジュール構造に従って、4-Way 設定は最高の性能を
提供することができます。間違った設定を選択すると、コンピュータシステムは安定した状
態で実行できません。SDRAM モジュールの詳細に関しては、SDRAM モジュールのメーカーにお
問合せください。
" Precharge to Active (Trp) (プリチャージからアクティブへ (Trp)):
2 つのオプション、2T または 3T を使用することができます。デフォルトの設定は
3T
です。
Trp タイミング値 (プリチャージ時間 – プリチャージコマンドからバンクをアクティブに
できるまでの時間)。
"
Active to Precharge (Tras) (アクティブからプリチャージへ (Tras)):
2 つのオプション、5T または 6T を使用することができます。デフォルトの設定は
6T
です。
Tras タイミング値 = アクティブから同じバンクのプリチャージまでの最小バンクアクティ
ブ時間
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